2022年10月12日水曜日

 4年生の理科の授業では「ヒトの体のつくりと運動」の単元において、筋肉のつくりと働きについての学習を行いました。まずは、子供たちが自分の体を使って、腕を曲げたり伸ばしたりする運動に合わせて腕の筋肉が固くなったり、ゆるんだりすることを十分に確認し、子供たちは腕が運動することと筋肉が動くことに関連があることに気がつくことができました。次に、理科専科の先生が手作りした「筋肉の運動モデル」を使って、腕を曲げたり伸ばしたりしたときの筋肉の様子について、モデルを通して確認していきました。子供たちは、モデルの腕を動かしたときの様子を見ながら、「あっ! さっき見た自分の腕のときと一緒だ!」とすぐに気がつき、驚きの声を上げていました。理科の授業においては、実際には目に見えない事象について、身近な体験やモデルを通して視覚的にイメージし、科学的に追究して考える活動が重要となっています。本時の授業では、実際に自分の体を使って調べた筋肉の動きと、モデルを使って確認した筋肉の動きのイメージを重ねることで、子供たちが実際には見ることができない体の内部にある筋肉の動きを捉えることができていました。




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