2020年8月25日火曜日

5年生 乗り物利用学習にいってきました!

本日,5年生の乗り物利用学習がありました。
新型コロナウィルスの影響もあり,様々な制約がある中ではありましたが,十分な感染対策を行いながら,乗り物利用学習に行くことができました。

5年生の行き先は,航空大学校帯広分校とエルバ北海道です。

最初の行き先は,航空大学校帯広分校。
航空大学校は,日本唯一の公的なエアライン・パイロットの養成機関として1954年に設立されました。本校を宮崎県に置き,分校として帯広校と仙台校があります。国内のエアライン・パイロットの約40%が,この航空大学校の卒業生で構成されており,日本のエアラインにとって,非常に重要な施設といえます。そんな重要な施設がこの帯広にあることに,5年生の子ども達は驚いている様子でした。

航空大学校では,FDT室と呼ばれるところで,実際に学生さんが訓練に使っているシミュレーターを体験させてもらいました。


シミュレーションといえども,操縦桿や操縦ボタンは本物さながら。5年生のみんなは,目をキラキラを輝かせて操縦桿を握っておりました。

また,航空大学校では,管制官や訓練機が格納されている格納庫の見学もさせてもらいました。



 航空大学校では,日本の空輸を支えるパイロットを育成するために,たくさんの施設があり,そこで働いている方々は,情熱をもってパイロットを育成していることがよくわかりました。見学終了後,
「将来,この航空大学校に入学してみたい」
と話している子もいました。

次の見学先はエルバ北海道です。
エルバ北海道とは,自動車のリサイクル施設です。
(詳しくはHPをご覧ください→http://www.elv-er.com/corp/
突然ですが,問題です!使用できなくなった自動車は細かく分解され,あらゆる形で再利用されます。さて,1台の自動車のリサイクル率は何パーセントでしょうか。
①20%
②50%
③95% ※答えは,下で発表します。

5年生の子ども達は,廃車となった自動車が分解されていく過程を実際に見せてもらいました。エアーバックの車上展開や,フロントガラスの取り外しは,非常に迫力があり,どんどん細かく分解されている自動車の様子にくぎづけとなっておりました。



エルバ北海道では,自動車の分解工程だけでなく,なぜ,自動車を細かく分解し,再利用するのか,自動車リサイクルを行うことでどんな効果があるのか等,自働車リサイクル施設が持つ意義についても学ぶことができました。

さて,先ほどのクイズの答えですが,1台の自動車のリサイクル率は,なんと・・・
95%だそうです!!
上のクイズは実際に見学の途中に出されたクイズなのですが,答えを聞いた5年生は,非常に驚いておりました。「すごい!」という声がたくさんあがる中,エルバ北海道の職員の方は
「私たちはこれを100%にしたいと思っています。」
力強く述べていいらしたのが,印象に残っております。

今回の航空大学校とエルバ北海道の見学では,その仕事に情熱をもって取り組む人の姿を間近で見ることができました。実際に足を運び,自分たちの目で仕事の現場を見ることの大切さを改めて感じることのできる乗り物利用学習となりました。


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